脂肪を食べても太らない
「脂肪は太る!」・「米を食べる事はダイエットになる!」など、
こんな記事がネットで公開されています。
では、本当に太る原因は何なのか。
今回は、上記について 2021年最新の情報を調べて書きたいと思います。
脂肪を食べても太らない理由
「お腹についているのは脂肪」なので、「脂肪を食べると お腹まわりについて太る」
多くの人たちは、このようなイメージをされていると思います。
では、どうして脂肪を食べても太らないと言い切れるのか、
それを これから説明していきたいと思います。
太らない科学的理由
まず 身体の仕組みは、脂肪を食べたら すぐに「皮下脂肪」や「内臓脂肪」になるような単純な構造には できていません。
脂質には、大切な栄養素として身体に必要とされています。
1,脂質は、人間の細胞(約37兆個)を作るのに欠かせません。
2,細胞膜はリン脂質という脂肪によって作られています。それは、絶えず作り変えられているため脂質は必要とされています。
3,脂質は各種ホルモンの材料として使用されています。(プロスタグランジンなどの情報伝達物質にも使われている)
4,脂肪の一種であるコルステロールは、日頃の食事だけでは足りないため 肝臓で大量に作られていることも分かってきています。
※ 私達の身体は、脂肪が不足している状態なのです。
脂肪の栄養素
日本人の一日平均脂肪摂取量は「男性 約74g」・「女性 約56g」、この程度の脂肪の量では、細胞膜やホルモン作成に消費されてしまい、余って身体につくことはないです。
それに、脂質は吸収されにくい性質があります。炭水化物などは 100%体内に吸収されるのに対し、脂肪は水に溶けにくく 腸から吸収するのが難しい栄養素なのです。
コレステロールなども吸収効率は良くありません。特に肉やバターの飽和脂肪酸は吸収率が悪く、体内に取り込むのは難しいことが分かっているそうです。
結論
脂肪やコレステロールは、あまり吸収されず便と一緒に 身体の外に排出されてしまいます。よって、脂肪を摂り過ぎたからと言って 太ってしまうことはないのです。
太る原因とは
太る原因とは、ごはんやパンなどに含まれる糖質が原因です。
太る原因のメカニズムについては、こちら の記事に詳しく書きました。
読んで頂けると幸いです。
まとめ
1,脂質には、大切な栄養として身体に必要とされています。
@ 脂質は、人間の細胞(約37兆個)を作るのに欠かせません。
A 細胞膜はリン脂質という脂肪によって作られています。それは、絶えず作り変えられているため 脂質は必要とされています。
B 脂肪は各種ホルモンの材料として使用されています。(プロスタグランジンなどの情報伝達物質にも使われている)
C 脂肪の一種であるコレステロールは、食べ物では不足しているため 肝臓で大量に作られていることも分かってきています。
2,日本人の一日平均脂肪摂取量は「男性 約74g」・「女性 約56g」、この程度の脂肪の量では、細胞膜やホルモン作成に消費されてしまい、余って身体につくことはないです。
3,脂質は吸収されにくい性質があります。炭水化物などは 100%体内に吸収されるのに対し、脂肪は水に溶けにくく 腸から吸収するのが難しい栄養素なのです。
4,コレステロールなども吸収効率は良くありません。特に肉やバターの飽和脂肪酸は吸収率が悪く、体内に取り込むのは難しいことが分かっているそうです。
5,結論)脂肪やコレステロールは、あまり吸収されず便として外に排出されてしまいます。よって、摂り過ぎたからといって太ることはないのです。
以上、参考にしていただけたら幸いです。
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