お供えのお得意様について
こんばんは、落合です。
コロナの話題が尽きない昨今、
一日でも早く 普通の風邪と呼べる日が来ることを願いたいものです。
さて今回は、毎回 お供えを買って頂いてるお客様について書きたいと思います。
先日、そのお客様から電話注文が来た時の事です。
何時もの お供えをご注文頂いた際、
「次の日になると固くなるので、柔らかさが持続するよう 作れないだろうか」
っと、ご提案がありました。
詳しく理由を聞いてみると、
「一日飾って 次の日に食べるのに 固くて切りにくくなってしまうので、固くならないようにして欲しい」 とのこと。
そもそも お供えは、
ある程度 固くしないと形が崩れてしまい 重ねられない商品なので、
次の日まで柔らかさを持続させるのは不可能に近いと言えます。
薬などを使えば、何とかなるかもしれませんが、
餅を焼いた時、柔らかくなり過ぎてベトベトになり、
食べづらくなってしまいます。
お供えの形をした 透明なポリなどに、柔らかい餅を流し込めば 何とかいけるかも・・・ですが;;
そのことを、お得意様に お伝えすると、
「それじゃぁ〜 出来るだけ、届ける時間 ぎりぎりに作って持って来てくれ」
そう言って電話を切りました。
まとめて ご注文頂ければ良いのですが、
その都度、少ない数を作って配達しなくてはならなくなり大変になりました。
固くなったお供えを 家庭用の包丁で切ってるらしいのですが、
「大き目な包丁を買ってもらえれば、少しぐらい固くても簡単に切れます。」
そう言いたいところですが、
まぁ〜それだと、押し売り感があるので 言いづらいものがあります。
P.S.
最近、物を作るうえで機械化が進んでいるせいか、
「今すぐに商品を作って欲しい」
っと 言う お客様が増えてきたように思えます。
手作りで美味しい商品を作るには、
時間と手間が かかる事を知って頂きたいと思います。
2022年4月3日作成