「カロリー」と「糖質」について
太る原因、それは脂肪が原因と考える人が多いのではないでしょうか。
なので、ダイエットを考えるのであれば、「カロリー」を控えてしまいがちです。
この考え方は、数十年前に医学先進国アメリカが出した結論によって 常識化されてしまったものです。
今回は、ダイエットをするなら「カロリー」それとも「糖質」、どちらを制限すれば良いのか調べてみました。
「カロリー」と「糖質」どちらを制限すれば良いのか
1970年代、肥満の原因は「脂肪なのか」それとも「糖質なのか」が議論になり、
「 脂肪が原因なのだから カロリー制限が必要だ。」
という結果になり、炭水化物を沢山食べてしまった人達の肥満が増加してしまいました。
アメリカは、間違えを正し、「糖質」こそが 肥満と糖尿病の原因であるという立場をとったそうです。
★ 結論を先に書きます。
人が太る原因は「糖質」にあります。
ダイエットを実行する際、「糖質の制限」が必要なのです。
「糖質制限」が やせる理由
人は、ブドウ糖と酸素を反応させエネルギーを作り出しています。
ですが、糖質を必要以上に摂取すると、エネルギーとして使われなかったブドウ糖は余っていきます。
血中にブドウ糖が余ってくると、すい臓から出てくる インスリンというホルモンの働きで、ブドウ糖はグリコーゲンに替えられていきます。
その結果、筋肉や肝臓に貯蔵されていきます。
ところが、貯蔵できないほど余ってしまうと、脂肪として体内に溜め込んでしまい 肥満状態になっていくのです。
※ 上記の事から、
糖質を摂取し過ぎると、ブドウ糖が余っていき、その結果 太ってしまうのです。
糖質を減らす
逆に、糖質を減らすとエネルギー源であるブドウ糖が不足していきます。
そうすると、貯蔵されていたグリコーゲンをブドウ糖に戻したり、脂肪を燃やしたりしてエネルギーに替えていきます。
その結果、当然やせていきます。
以上が、「糖質制限」の考え方になります。
まとめ
1、人は、ブドウ糖と酸素を反応させエネルギーを作り出しています。
2、糖質を必要以上に摂取すると、エネルギーとして使われなかったブドウ糖は余っていきます。
3、血中にブドウ糖が余ってくると、すい臓から出てくる インスリンというホルモンの働きで、ブドウ糖はグリコーゲンに替えられていきます。
4、グリコーゲンは筋肉や肝臓に貯蔵されていき、余っていくと 脂肪として体内に溜め込んでしまい 肥満状態になっていきます。
5、逆に、糖質を減らすと エネルギー源であるブドウ糖に戻したり、脂肪を燃やしたりして エネルギーに替えていきます。
6、その結果、やせていきます。
以上、参考にしていただけたら幸いです。