水ようかんが出来上がるまでの工程
※ 最初に、餡が出来上がるまでの工程 ※
普段 お店の人(職人)が作っている 餡、
実は、小豆から餡を作り出すのに、
小豆代の他にも燃料費と作る
時間 ( 手間 ) が 掛かります。
今は、つぶ餡に限ってですが、小豆を
機械の中に入れると、餡が 出来上が
った状態で出てきます。だが、その機械を使うと 渋抜きの作業が
省略されるため、黒っぽくアクの強い餡が出来上がります。
さらに、蒸らす作業までもカットするため、
小豆の皮が固く 口の中でゴソゴソし、
高価な小豆を使ったとしても、
さほど美味しぃとは感じられません。
※ 小豆の煮方 ※
小豆の中に水に入れ沸騰させます。
小豆が沸騰して 5分程度経過したら1度 渋抜きをし、
また 小豆の中に水を入れ、さらに5分程度沸騰させ、
2度目の渋抜きをします。
再び 小豆の中に水を入れ沸騰して来たら、豆が崩れないよう
( 軽く沸騰する程度 ) に火加減を調整し煮ていきます。
煮えたら 火を止め、30分 〜 1時間程度蒸らします。
( 煮えた目安は、指で小豆の豆が 軽く潰れるくらい )
つぶ餡は、この作業を終えたら 水で冷やして餡を練れ
るのですが、コシ餡は更に 小豆の皮と中身を分ける作業、
時間 ( 手間 ) が掛かります。
※ 小豆の皮と中身を分ける作業 ※
蒸らし終わった小豆を水で冷やし、
小豆の中身だけを取り出す作業を行うため、
専用の機械に入れます。終わったらもう一度、
繰り返し機械の中に入れることにより、
きれいに 小豆の中身が取り出せます。
それを 水で少しずつ流しながら アクを流し
専用袋に入れ ジャッキで絞り 水気を取ります。
( 全体の小豆の量の 約4分の1 )
を 捨てることになります。
● お店によっては こし餡を
販売しないところもあるそうです。
※ ↑上の写真は、小豆の皮を取り除き絞ったもの ※
( 職人の手間に加え、小豆を4分の1も捨ててしまうの
だから 当然かもしれません。)
【 例、同じ小豆の量を使った状態で
10sのつぶ餡が出来るとしたら、こし餡
にすると 約 7.5 sしか出来なぃ計算になります 】
《 小豆を捨てる分 利益を出すために
中国産の小豆を混ぜるお店も あると聞きます 》
※ (こし・つぶ) 餡の作り方 ※
次に、餡を練る作業に入ります。
餡を練る手順は こし餡、つぶ餡
同じになります。
まず 最初に、
サワリの入れ物に 砂糖と水を入れ
火に掛けます。
沸騰したら 3分の2 程度 生餡を入れ、更に練りながら過熱していきます。
餡が沸騰すると、プッツン、プッツン、っと、餡が飛び散ります。
実は、飛び散るぐらいの火力で練り続けないと
美味しぃ餡は出来上がりません。
沸騰させながら、水分を飛ばし 固さの調節が済んだら
木の板に乗せて冷まします。
ここで、餡の出来上がりになります。
※ 当店の 「 水ようかん 」 のご紹介をします ※
当店の こし餡は、北海道十勝小豆100%を使用し 仕上
げていますので、味と風味には自信があります。
※ 当店の水ようかんは、寒天と砂糖で ごまかさず、こし餡を
惜しみなく使い仕上げてあるため、味に こだわる方には
きっと、ご満足いただける商品だと自負しております。
ぜひ 一度、ご賞味いただけたら幸いに存じます。
※ 水ようかん ※
※ 大切な方への贈り物に ※